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 どうしてもどうしてもさわりたくて、気が狂うほど、もういてもたってもいられなくて、彼女の手に触れることができたらもうなんでもする、神様。
 そう思った。そう思ってした。自然も不自然もない。せざるをえない。思い出した。本当はそうだった。何となく気があるふたりがいて、何となく約束して、夜になって、食べて飲んで、どうする?となって、今日あたりいけるとお互いが暗黙の打ち合わせをしてる、というものではなかった、本当はただたださわりたくて、キスしたくて、抱きたくて、少しでも近くに行きたくてたまらなくて一方的にでもなんでも、涙がでるほどしたくて、今すぐ、その人とだけ、その人じゃなければ嫌だ。それが恋だった。思い出した。

吉本ばなな『とかげ』 (via marches)

(obakehouseから)

みんなどこかで息抜きしたいでしょ。
つまり甘えの効用は、本人のガス抜きになるってことですよね。
本人が安心してワガママを言えたり、素の自分を見せられたり、緊張しないで済む相手はやっぱり人生において最低一人は必要なんですよね。